避難訓練

今日の6校時は、今年度2回目の避難訓練を実施しました。前回は火災、そして今回は地震を想定した訓練です。今回は事前告知なしで、何時間目に実施するかを知らさない状態で行いました。

6校時開始と同時に緊急地震速報のアナウンスを放送すると、生徒たちは一斉に机の下に入り頭を守るなどの一次避難措置を取りました。その後、揺れが収まったという内容の放送が流れ、生徒たちは一斉に運動場まで非難しました。合言葉は、「おはしもよ」・・・「押さない」「走らない」「しゃべらない」「戻らない」「よく聞く」です。

運動場北側に全員集合し、人員点呼と報告が完了するまでの時間は、4分6秒でした。1学期の火災の訓練では、4分58秒だったので、時間的には短縮しスムーズに避難できていました。避難時の様子を見ていると、一部話し声が聞こえるなど残念な面もありましたが、校舎内ではクラスでまとまって歩いて移動、運動場では駆け足で集合場所まで移動することができていました。私からの講評の中で、いのち・安全を最優先にすることが大切で、「自分の命は自分で守る」ことができるよう、知識と実践力をもってほしいことを話しました。知識とは、地震の際、一次避難行動に加えて、二次災害(火災、倒壊、落下物、津波、土砂災害など)を回避する行動のことで、実践力とは前述の「おはしもよ」です。万が一の場合に適切な行動がとれるよう、こうした機会に自分自身をふり返って今後に生かしてほしいと思います。