全校貼り絵のお披露目会と解団式

今日の6校時に、体育祭の解団式と併せて、9月から全校で作ってきた「貼り絵」のお披露目会を体育館において行いました。この貼り絵は、生徒会が考案したデザインをもとに、コンピュータでモザイク画に変換し、色別のシールを生徒一人ひとりがA3大の台紙に張る作業を行いました。台紙一枚につき、432枚のシールを貼り、全校分で合計265枚を一枚一枚つなぎ合わせ、完成させました。計算では、全体で使ったシールの枚数は約11万5千枚にもなります。

お披露目会では、生徒会長のあいさつの後、貼り絵実行委員が正面に整列し、全校生徒からその労をねぎらうため、感謝の拍手を送りました。それに続いて、ステージ後方の幕が両側にひかれると、巨大貼り絵が正面に現れました。貼り絵実行委員の代表から貼り絵についての説明がありました。制作途中の段階では、一体の何の絵?といった感じでしたが、完成した貼り絵は、以下のように、中庭側から見た本校校舎のデザインでした。生徒会長からは、「コロナ禍の中で、文化祭の活動が制限され、代替えの取組として、全校貼り絵の制作を行うことになりました。全校生徒が力を合わせてこのような作品作りができたことは大きな喜びです。そして、どんな形でも人と人がつながることができることがわかりました。これからの生活の中で人とのつながりを大切にしていきましょう。」といった心強いメッセージが伝えられました。

この全校貼り絵は、コロナ禍において全校で何か形になるものを作りたいという強い思いから取り組みました。コロナ禍だからこそ、人と人とのつながりが大切だという意味のメッセージが込められています。全校生徒一人ひとりが力を合わせ、心を込めて作った作品なので、大切に飾りたいと思います。

お披露目会の後は、各団に分かれての解団式を行いました。団長、副団長、各部門のリーダーから団員に向けて、感謝の言葉や後輩に向けてのメッセージが伝えられました。また、各団で活動を支えていただいた先生方からも団活動を振り返ってのお話がありました。団活動は、本日をもって終了となりますが、ここまで築き上げてきた心のつながりや信頼関係を今後の学校生活の中でも大切にしてほしいと思います。