壮行会

今日の6校時、体育館において中体連夏季総体や吹奏楽コンクールに向けての壮行会を行いました。昨年度は、コロナの関係でビデオ視聴の形となりましたが、今年度は全校生徒が一堂に介し、壮行会が持てたことはうれしい限りです。

生徒会長のあいさつの後、生徒会執行部の進行で、各部ごとにユニフォームを身にまとい、大会に向けての目標や意気込みを発表してもらいました。県大会出場や近畿大会出場、金賞受賞などそれぞれに力強い発表をしてくれました。吹奏楽部は、楽器を持ち込んで中体連に出場する運動部へのエールの意味を込めて、曲を演奏してくれました。

最後に私から激励の言葉を伝えました。内容としては、

☆試合やコンクールなどの勝ち負けは、3つの力で決まる。一つは「実力」で、具体的には体力や技術、戦術など、大会までの練習で身につけるもの。二つ目は「気力」で、具体的には、負けない心や最後まであきらめない気持ち、仲間を思う気持ち(チームワーク)、感謝の気持ちなどで当日の大会で発揮するもの。最後は、「運力」でまさしく運の力。

☆通常は「実力」がある者・チームが勝つが、逆転現象が起こる場合がある。それが「気力」。「実力」で劣っていても「気力」で上回ることで勝つ場合がある。

☆運力は高めることができる。元プロ野球巨人軍のエースピッチャーの桑田真澄投手は、野球に関する努力(ピッチングやランニング、筋トレなど)=「表の努力」と掃除やごみ拾い、靴そろえ、あいさつなどを毎日少しずつ続ける努力=「裏の努力」の大切さを伝えている。彼は、PL学園入学後、大した結果が残せず野球をやめようと考えたことがあったが、トイレ掃除やごみ拾い、靴そろえ、あいさつなどを徹底してやり続けたことで、次第に力が伸び、偉大な結果を残すことができたと話している。

☆3年生は、最後の大会なので悔いの残らないように。1,2年生は、3年生の雄姿を目に焼き付け、しっかりとバトンを受けられるように。

 

3年租税教室

今日の2~4校時、3年生は「租税教室」を行いました。この「租税教室は、滋賀県租税教育推進連絡協議会の事業の一環として行われるものです。本校をはじめ様々な中学校で実施されています。

長浜市内より3人の税理士の方に来ていただき、社会科の授業の中で「税金」に関するお話をしていただきました。内容としては、「税金はなぜ必要なの?」「日本の財政と課題」「公平に集める」「公平に使う」「税金から見た民主主義」でパンフレットなどの資料をもとに説明していただきました。

中学生にとっては、「税」と聞いてもあまりピンとはこないと思います。身近なところで言うと、「消費税」については知っている生徒がほとんどだと思いますが、説明では全部で50種類もの税があるとかで、税理士の方でも普段なじみのないものもあるようです。

少し難しい話でしたが、しっかりと授業を受けられていたと思います。生徒たちも将来は納税者として社会を担ってもらう存在になります。今日のお話を参考にして、よりよい税社会の在り方について考えてほしいと思います。今日は、お忙しい中、ご来校いただいた3人の税理士の方、ありがとうございました!