2年マナー講座

今日の5,6校時、2年生は武道場において「マナー講座」を実施しました。これは、キャリア教育の一環で、6月末の職場体験学習の事前学習として毎年行っているものです。講師として、株式会社 醍醐より、長浜駅前のホテル「長濱迎賓館」の支配人をされている、木村勇也さんをはじめ、計3名の方に来ていただき、ご指導いただきました。内容としては、「社会人としてのマナーとは」「身だしなみの必要性」「立ち姿・お辞儀」「実践」という流れで進めていただきました。

「社会人のマナーとは」では、木村さんの方から、自社の取組について、パワーポイントを使いながら、わかりやすくお話しいただきました。採用試験で求められる力や自社で大切にしているマナーなど、ビデオなども用いて説明いただきました。採用試験の質問では、「自分を文房具に例えるなら何か、そしてその理由は?」など、とっさの対応を試すようなものばかりでした。たとえうまく応えられなくても、一生懸命応えようとしているかどうかが大切ということでした。「あいさつ」については、長濱迎賓館のスタッフの方が、映像でその大切さや相手に思いが伝わる挨拶の仕方など実演しながら、教えていただきました。挨拶のポイントは、私もいつも話していることですが、「かるく、つも、きに、づけて」であることを話されていました。「人の第一印象は、3秒で決まる」。だからこそ、相手が挨拶するのを待っていては遅いので、自分から先にしなくてはならない。また、歩きながらなどの「ながら」挨拶はNGで、しっかりと立ち止まって、笑顔で相手の目を見てする、など挨拶の大切さや極意について、お話しいただきました。さすがに、プロの世界の方だけあって、説得力あるお話を聞かせていただきました。

その後、身だしなみの必要性について説明いただき、実際の立ち姿やお辞儀の仕方について学びました。そして、「実践」では生徒たちが学んだことをふり返りながら、立ち姿やお辞儀の仕方の練習を行いました。

最後に、今回の講座をエンドロール風にまとめた映像を流していただきました。実は、3人のうち一人は、カメラ担当で、マナー講座での生徒たちの様子を撮影し、編集をして、ちょうど結婚式の披露宴で流されるような感じで、音楽をつけて映像を作成されていました。生徒たちは、自分たちが映った映像に笑ったり、あっと驚いたりしながら楽しんでいる様子でした。

今回のマナー講座で、生徒たちは社会人になる上で大切なことをたくさん学びました。学んだことが今後の生活に生かせるように期待しています。ご指導いただいた長濱迎賓館の皆さん、ありがとうございました。