令和4年度入学式・始業式

春のうららかな陽気に包まれ、本日、高月中学校令和4年度の入学式・始業式を行いました。新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、規模を縮小しての実施となりました。午前中は、2、3年生が登校し、着任式と始業式、入学式の準備を行いました。午後は、1年生が保護者とともに登校し、午後1時30分より入学式、式終了後引き続いて始業式並びに職員紹介を行いました。

午前8時30分開門で、2,3年生は玄関先でまず自分の新しい学級を確認し、教室に入りました。学級名簿を見て、歓声を上げる生徒や少しがっかりした表情の生徒など様々でした。午前9時30分より、体育館で着任式、始業式、職員紹介を実施した後、午後の入学式の準備を行いました。最後は、新しい先生を交えて学級開きを行いました。2、3年生の始業式では、私から3つのことをお話ししました。1点目は、学習のこと。授業と同様、家庭学習にも力を入れてほしいことを伝えました。2点目は、生活面のこと。今年も「あすこそは=あいさつ・スマイル・腰骨を立てる・そうじ・はきものをそろえる」ことについて、全校で取り組んでいくことを確認しました。3点目は、「言霊(ことだま)」についての話をしました。言葉には魂があり、発した言葉通りの結果を招く力があることを伝え、プラスの言葉であふれる学校にしていこうと呼びかけました。50分ほどの時間でしたが、皆最後まで真剣に聞いてくれました。今年にかける一人ひとりの思いが感じられるような時間となりました。

午後は、入学式ということで、新入生が登校しました。今年度より、ブレザータイプの新制服が新たに選択肢に入りましたが、大部分の生徒が新制服(ブレザータイプ)で式に臨みました。昨年度、制服検討会議等で小中学校のPTA役員の方や保護者・児童のアンケート結果を踏まえて決めた新制服でした。実際に生徒が着ているのを見たのは、今日が初めてでしたが、ネクタイやリボンをつけ、ビシッときまって見えました。

入学式ではまず新入生呼名がありました。緊張した面持ちでしたが、どの生徒もしっかりと返事ができていました。その後の式辞では、本校の校訓である「正しく、明るく、たくましく」を紹介し、高月町の郷土の偉人である、雨森芳洲先生、山岡孫吉翁、西野恵荘上人の3名をあげ、「誠実な心」「感謝の心」「不屈の心」の3つの心を大切にしてほしいと伝えました。式辞の後は、生徒会長による在校生歓迎の言葉、新入生代表誓いの言葉と続きました。今年は、古保利小学校代表生徒の発表でした。とても力強い言葉を聞き、頼もしく感じました。最後に、教科書授与を行って式は終了となりました。続く始業式では、私からパワーポイントを使いながら、学習面のことと生活面のこと、そして新制服のことの3点についてお話ししました。新制服の話では、21世紀が「人権の世紀」であることに触れ、人権尊重の思いが新制服に込められていることを説明しました。今年度と来年度の入学生については、旧の制服との選択制となりますが、「自分で選ぶこと」「違いを認め、尊重すること」が大切だと伝えました。式の最後に、職員紹介を行いました。

入学式後は、学級に戻って学級開きを行いました。担任の先生の話を聞いたり、配付物の説明を聞いたりしましたが、新しい環境の中で緊張した様子でした。明日、明後日はお休みで、来週から本格的な学校生活が始まります。どんな頑張りが見られるか今から楽しみです。

今年もブログ風に、本HP上で学校生活についてお伝えしていきます。できる限り毎日更新を目指します。ご覧いただけると幸いです。