授業研究会

今日の5校時、本校の校内研究の一環として、授業研究会を実施しました。授業者は、国語科の田原教諭で、1年A組において授業を行いました。10月6日(水)の校内研究会で、授業研究部会は3つのグループに分かれ、授業研究のテーマや授業実施計画などについて協議しましたが、今日はその先陣を切って、田原教諭が授業を行いました。事前に、同じグループの教員と指導案の検討を行い、必要に応じて内容を修正し、本日の授業に臨みました。このグループの研究テーマは、「対話的で深い学びにつながるICTの有効活用」です。今日の授業内容としては、単元名「根拠を示して説明しよう ~資料を引用してレポートを書く~」の第二次で、「情報から仮説を立てよう」という目標です。単元終わりには各自がレポートを作成する予定で、テーマに基づいて資料や情報を収集し、比較・分析することを通して、根拠を示しながらわかりやすくまとめる力を身につけます。この「根拠を示して説明する」力は、今の中学生にとっては弱い部分であり、本校の生徒も同様です。授業では、①お年玉、②読書量、③通信機器の利用目的、④就寝時間の4つのテーマから選び、全国の中学生の統計データも参考にしながら、高月中学校の生徒の実態について仮説を立てました。事前に行ったアンケート結果と照らし合わせながら、気づいたことをまとめていくといった流れでした。生徒たちは、身近な内容のテーマなので意欲的に取り組んでいました。班での話し合いの時間もありましたが、仲間の意見をしっかりと聞いて考えられていました。授業後は、管理職やグループの教員たちと研究協議の時間をもち、授業を振り返っての成果と課題等について話し合いました。このように、職員同士が共に学びあいながら、よりよい授業をつくっていくという取組をこれからも大切にしていきたいと思います。