避難訓練を実施しました

今日の6校時に避難訓練を行いました。6月には、火災を想定した訓練を行いましたが、今回は地震です。8月16日に滋賀県北部を震源とした地震があったように、地震はいつ何時やってくるかわかりません。少し古い話になりますが、姉川地震は1909年に発生し、すでに110年余りが過ぎています。80年くらいの周期で起こるとも言われていますので、まさにいつ何時来るかもしれません。そのような意味でも訓練にしっかりと取り組む必要があります。

6校時の最初20分間で、各学級において、地震発生時の安全確保の方法や避難経路を確認した後、iPadを利用して市のハザードマップを調べ、自分たちの住んでいる地域のリスクや避難場所の確認を行いました。その後、緊急地震速報のアナウンスが流れ、一旦身の安全を確保するため、机の下にもぐり、揺れがおさまった合図を受けて、避難行動をとりました。

体育館では、私の方から地震発生時に気を付けるべき行動について、再度確認した後、今から10年ほど前に発生した東日本大震災における「釜石の奇跡」と呼ばれる話を生徒に紹介しました。日頃からしっかりと訓練を行い、有事の際にも安全な行動を主体的に判断できる力が重要であることを改めて確認しました。また、6月の避難訓練時は、一部笑い声や私語が聞こえるなど緊張感が感じられないところがあり、講評の中で指摘し今後の課題としていました。今回は、どの学級もほとんど話し声が聞こえず、整然と避難できていました。高月中生のもつ力のすばらしさを改めて実感できた避難訓練でした。