本校は、長浜市教育委員会の特別支援教育にかかる事業である「巡回相談」を申し込んでおり、今日は、市の巡回相談員である、桂田総司先生に来ていただき、研修会を行いました。内容は、ユニバーサル・デザイン教育の進め方についてです。ユニバーサル・デザインとは、障がいや特性の有無にかかわらず、だれもが使いやすいデザインを意味しますが、教育の分野にその考え方を取り入れ、だれもが学びやすい、わかりやすい教育を行うことをユニバーサル・デザイン教育としています。例えば、現在本校では校内研究で授業改善に取り組んでいますが、学習する生徒にとって学びやすいように、各授業において「学習のめあて」や「学習の流れ」、「振り返り」を黒板等に提示しています。このように視覚的に前もって提示することで、生徒がゴールを明確にし、見通しをもって授業を受けることができます。これも、ユニバーサル・デザイン教育の考え方です。また、個別の支援の在り方についても、具体的な手立てを示しながら指導いただきました。

研修会では、桂田先生の指導を受けて、学年部ごとに今後の手だてや支援の計画を話し合いました。どの学年も活発に意見交流ができており、大変実のある研修会となりました。今後も、チームワークを大切にしながら、どの生徒にとってもわかりやすい、学びやすい教育を目指していきたいと思います。桂田先生、本日は、貴重な時間をいただき、ありがとうございました！