2年キャリア体験学習

今日の5,6校時に、2年生対象のキャリア体験学習を実施しました。キャリア教育にかかわっては、すでに6月11日と17日に外部講師を招いて、働く意義や社会人のマナーについての講座を実施しましたが、今回は地域から8つの事業所の方に来ていただき、ブースを設けて各事業所の仕事の体験や紹介などをしていただきました。本来なら、生徒が各事業所に出向いて実地の体験をさせていただく「職場体験」を行うのですが、本HPでもすでにお知らせしましたように、新型コロナウイルス感染症予防のため取りやめ、その代替えとして今年度はじめての試みとして実施しました。

ご協力いただいた事業所様は、つるやパン、長浜市立図書館、たかつき認定こども園、北ビワコホテルグラツィエ、しゃきょうデイサービス高月、ヤンマーミュージアム、湖北広域消防本部長浜消防署伊香分室、長浜赤十字病院です。体育館をパネル等で8つに分割し、各事業所ごとにブースを設置し、生徒は希望した3つの事業所を30分ごとにローテーションしながら、体験や説明を受けました。ちょうど、就職活動で見られるような「企業説明会」のようでした。体験では、市立図書館のブックトーク体験やデイサービス高月の介護に関する体験、消防署では救助活動でのロープ結びや消防服の装着体験、長浜赤十字病院の心肺蘇生体験などがあり、生徒は興味深く取り組んでいました。

感染対策を取りながらの限られた条件下ではありましたが、事業所の方々とこのような貴重な体験の場を持つことができ、改めてご協力いただいた事業所様に感謝申し上げます。ありがとうございました!事後学習として、生徒たちはお世話になった各事業所の方々へのお礼状を書き、お送りする予定をしています。

 

第1回学ぶ力向上訪問

今日は、「学ぶ力向上訪問」にかかる1回目の訪問で、県と市の教育委員会から2名の先生に来ていただきました。「学ぶ力向上訪問」とは、県教育委員会による学力向上に向けての取組で、県内すべての小中学校で実施されます。各学校では、これに先立ち「わが校の学ぶ力向上策」を策定し、訪問時にその説明を行ったり、授業を参観し助言をいただいたりします。今日は、5校時が授業参観となり、全クラスを観ていただきました。参観後の懇談では、「どのクラスも学習のめあてや目標、学習の流れを明示されていること」や「iPadを使った授業の工夫がされていること」、「生徒が意欲的に学習に取り組んでいること」などについて講評いただきました。今後に向けては、「生徒の出番を増やし、生徒主体の学習にすること」「目標と振り返りを一致させること」「ICTを使う目的を明確にし、必然性を持たせること」などについて助言いただきました。今後も質の高い授業を目指して、「チーム高月中」として頑張っていきたいと思います。

授業フリー参観実施中!

本校では、教員の授業力向上を目指して、教員がお互いの授業を参観する取組「授業フリー参観週間」を設けており、6月10日~6月29日までの14日間実施しています。新学習指導要領の全面実施やiPadの活用が始まる中、互いの授業を参観することで、それぞれの授業の良いところを今後の参考にすることができます。また、参観時は、「授業参観メモ」にチェック項目ごとに評価をつけ、工夫されているところや改善点、感想等を書いて渡すことで授業者が自身の授業を振り返ることができます。今後も若手教員もベテラン教員もともに学びあいながら、よりよい授業づくりを目指していきたいと考えています。

地域の人の心遣いに感謝!

毎朝、校門のところで生徒の登校の様子を見ていますが、4月よりこの高月町の地域性のすばらしさに感動していることがあります。本校生徒は、すべて自転車通学が許可されているため、自転車に乗って登校してきますが、北門から登校する生徒は必ず市道を横断しなければなりません。朝の通勤時と重なるため、自動車の行き来が多く、あわただしい中で急いでおられると思うのですが、ほとんどのドライバーの皆さんは、本校の生徒の姿を見かけたら、止まってくださいます。子どもたちを優先してくださいます。生徒は、その心遣いに感謝し、一礼をして道を横断します。なんとも清々しい朝の風景です。こうした地域の人たちの心遣いを本当にありがたく思うのと同時に、高月中学校が地域の皆さんのあたたかい心配りや協力によって支えられていることを改めて感じています。地域の皆さん、本当にありがとうございます。そして、今後ともよろしくお願いします!

図書室

本校の図書室は西校舎2階にあって、約11,000冊の蔵書があります。部屋の感じも大変明るくて、昼休みの図書室開放では、毎日20人から30人ほどの生徒が利用しています。生徒会図書委員会では、「もっと本や図書室を好きになってもらう」をいう活動目標を掲げ、本を紹介するポップづくりや月1回の図書だよりの発行、装飾物の作成のほか、図書室開放の当番も担当しています。学校司書の方も熱心に蔵書整理や図書委員会の活動にかかわっていただいています。利用者の中にはボランティアで切り絵(下の写真)などの装飾物を作ってくれる生徒もいるとのことで、図書室が生徒たちにとって一つの憩いの場となっています。

本校では、朝の会の前に約10分間の「朝読書」の時間を設けており、どの学級でも静かに読書活動に取り組んでいます。スマホやゲームの普及により、活字離れが進んでいると言われますが、今後も生徒たちの読書週間づくりに力を入れていきたいと考えています。