凡事徹底

梅雨が到来し、毎日がじめじめとした天気が続いています。そんな中でも、さわやかな気持ちにさせてくれる教室の風景があります。それは、空き教室の様子です。体育や音楽、美術や技術家庭など、特別教室で授業を受ける場合は、教室が空き教室となります。校舎内を回っていて、そんな空き教室を見つけては、中の状態を覗いてみるのですが、そこで高月中生のすばらしい一面を見ます。以下の写真をご覧ください。

私がすばらしいと感じるのは、学級のすべての生徒がいすを中に入れて移動していることです。些細なことですが、自分の使った椅子を中に入れて、移動できるというのは意識していないと、あるいは習慣になっていないとなかなかできることではないと思います。おそらく、これは毎時間担任の先生から言われてしているのではなく、自主的にやっているものと思われます。先日の生徒総会でも、このことについて触れ、社会に出てからも、こうした力は必ず役に立つとそのすばらしさを生徒たちに訴えました。小さなことの積み重ねが大きな力に結び付く、この「凡事徹底」をこれからも高月中の伝統としたいと思います。